30秒でわかる要点
- 「現行」(いまも生きている文書)と書くのは、3つの根拠のどれかを確かめたときだけ:根拠は次のいずれかです。後から出た行政の文書が、日付と番号を挙げて引いている。その通知の本文に、最終改正(いちばん新しい改正)が書かれている。行政が現に公開している一覧・資料に載っている。
- 「確認していない」は、「廃止」という意味ではない:「廃止・改正の有無は確認していない」は、本サイトが確かめられた範囲を書いたものです。その通知が廃止されたことを示すものではありません。
- 廃止は、廃止した側の文書の本文にしか書かれない:後から出た通知が、古い通知の日付と番号を挙げて廃止すると書きます。書かれる位置は一定でなく、廃止だけを目的とする通知が別に出ることもあります。通知を控えるときは、発出日(文書が出された日)と番号の両方を末尾まで写します。
1. この索引には何が並んでいて、表はどう読めばよいのですか?
本サイトが出典に挙げる通知などを、表1から表5までに並べています。表1〜表4は、1行が1本の文書で、発出日・番号・表題・現行か廃止かなどを示します。
6列目の「扱っているページ」に挙げるのは、本サイトで公開済みのページだけです。
行政が出す文書には、通知のほかに、事務連絡(役所が、運用上の注意などを担当者あてに伝える文書)や、指針(ガイドライン)などがあります。この索引は、本サイトの各ページが出典に挙げているこれらの文書を、5つの表に分けて並べたものです。
- 表1:薬機法の広告・表示
- 表2:医薬品の範囲と食薬区分(食品か医薬品かの区別)
- 表3:再生医療等安全性確保法(再生医療等の安全性の確保等に関する法律)
- 表4:医療法(病院や診療所について定めた法律)・景品表示法(不当な景品類や表示を規制する法律)・健康増進法(国民の健康の増進について定めた法律)・食品表示
- 表5:廃止された通知
表の列の読み方
表1から表4までは、6つの列を持ちます。左から順に、次のとおりです。
- 発出日:文書が出された日です。発出は、役所が文書を出すことをいいます。
- 番号:文書に付いた番号です。「事務連絡」とあるのは、番号を持たない文書の区分名です。この場合は、発出日と発出部局で特定します。
- 表題:文書の題名です。通知の原文の表題を、そのまま写しています。
- 発出部局:文書を出した役所の部署や役職です。
- 現行か廃止か:下で説明する3つの書き方のどれかです。
- 扱っているページ:その文書を扱っている本サイトのページです。
スマホでは、表を横にずらすと右の列まで読めます。
表5だけは列の構成が違います。廃止された通知、その表題、廃止した文書、扱っているページの4つです。
各行の発出日・番号・表題は、3つの経路のいずれかから写しています。通知そのものの本文、厚生労働省・消費者庁・都道府県が公表している一覧の記載、本サイトの公開済みページが原文で確認した記載の3つです。どの経路によるかは、各表の下の注記に書いています。出典を伴わない行は置いていません。
例
冒頭の研修資料の場面で考えます。平成10年9月29日 医薬監第148号は広告についての通知なので、表1にあります。表1の1行目を見ると、表題は「薬事法における医薬品等の広告の該当性について」です。「現行か廃止か」の欄には「現行」とあり、令和8年3月30日 医薬監麻発0330第1号の記1が名指しで引用している、と書き添えてあります。後から出た通知が、この通知を日付と番号を挙げて引いている、ということです。記1は、本文の「記」の下に並ぶ項目の1つ目です。
「現行か廃止か」の欄の3つの書き方
この欄には、次の3つのどれかが書かれています。
- 現行:下に挙げる3つの根拠のいずれかを確認できた場合です。どの根拠で確認したかを、同じ欄に書き添えています。
- 廃止:後から出た文書の本文が、その通知の日付と番号を挙げて廃止すると書いている場合です。廃止した側の文書を、同じ欄に書き添えています。
- 廃止・改正の有無は確認していない:発出後にその通知を引いた文書も、改正または廃止を述べた文書も、本サイトでは確かめられていない場合です。
3つ目は、その通知が廃止されたことを示すものではありません。通知は、法令のように改正の沿革(改正の履歴)が1か所にまとまっていません。廃止と改正の有無は、後から出た文書を1件ずつ当たる以外に確かめる方法がありません。そのため、確認できた範囲を欄に書き残しています。
例
表1の平成26年5月22日 薬食監麻発0522第9号は、インターネットによる広告の該当性についてのQ&Aです。この行の欄は「廃止・改正の有無は確認していない」です。これを、もう使われていない通知だと読むのは、この欄の読み方として誤りです。
「現行」と書ける根拠は3つだけ
- 後から出た行政の文書が、その通知の日付と番号を挙げて引いている。表1の1行目がこの形です(冒頭の例)。
- その通知の本文に、最終改正の日付と番号が書かれている。表2の昭和62年9月22日 薬監第88号は、冒頭に改正8件を並べています。
- 行政が現に公開している一覧・資料に、その通知が載っている。表1の平成29年9月29日 薬生発0929第4号と、同じ日の薬生監麻発0929第5号がこれにあたります。東京都保健医療局が令和7年度の医薬品等広告講習会資料として公開している冊子があります。その第2章「医薬品等適正広告基準に関する通知集」に、2本並べて収載されています。2本は、医薬品等適正広告基準の本体と、その解説です。この基準は、医薬品等(医薬品・医薬部外品・化粧品・医療機器・再生医療等製品)の広告について、国が示した基準です。
一部改正だけを目的とする通知には、この3つの根拠のどれも使えません。改正の中身は、改正された側の本文に入ります。そのため、改正通知そのものが後から引かれるとは限りません。表2の令和2年3月31日 薬生発0331第33号と令和8年8月5日 医薬監麻発0805第1号が、これにあたります。この2件の欄には、何を改正した通知かを書いたうえで、その通知自体の改正・廃止は確認していない旨を書き添えています。
表題と発出部局は、出された当時の表記のまま
行政の文書には、出された当時の法律名と部局名がそのまま残ります。この索引は、表題と発出部局を現在の名称に置き換えず、原文どおりに写しています。そのため表の中には、「薬事法」「医薬食品局」といった発出当時の表記が出てきます。
名称が古いことと、その文書がいまも引かれているかどうかは、別のことです。冒頭の例の通知は、発出者が厚生省医薬安全局監視指導課長です。それでも表1では「現行」としています。
番号の記号の読み方と、通知を特定するために控える項目は、『1-10 法令や通知の原文は、どこで読める?』で扱っています。条番号から解説ページを引く索引は条文索引です。施行日(決まりが効力を持ち始める日)から改正を追う一覧は改正の時間軸です。
2. 薬機法の広告・表示についての通知は、どれですか?
表1の9件です。広告にあたるかどうかを示す通知、医薬品等適正広告基準とその解説の通知、Q&Aの形の事務連絡などが並びます。
各通知の中身は右端の列のページで扱い、この表では番号と、現行か廃止かの別を示します。
薬機法には、第66条から第68条まで、広告に関する規定があります。ただ、条文そのものは、表現の範囲までは書いていません。範囲を示しているのは、通知の側です。広告にあたるかどうか(広告の該当性)、広告の基準、個別の取扱いが、それぞれ別の通知に置かれています。
表1は、本サイトの各ページが出典に挙げているものを、発出日の順に並べたものです。
例
化粧品を扱うA社の広報担当者が、医薬品等適正広告基準を原文で読みたくなったとします。表1で探すと、平成29年9月29日の行が2行あります。薬生発0929第4号が基準の本体、薬生監麻発0929第5号がその解説です。どちらも「現行」で、根拠は東京都の講習会資料 第2章に収載されていることです。同じ欄には、廃止した旧通知が表5にあることも書き添えてあります。
| 発出日 | 番号 | 表題 | 発出部局 | 現行か | 扱っている |
|---|---|---|---|---|---|
| 平成10年9月29日 | 医薬監第148号 | 薬事法に | 厚生省医薬安全局監視指導課長 | 現行 | そもそも |
| 平成15年3月28日 | 医薬監第0328006号 | 医療用医薬品等の | 厚生労働省医薬局監視指導・ | 廃止・改正の | 事業者間の |
| 平成26年5月22日 | 薬食監麻発0522第9号 | インターネットに | 厚生労働省医薬食品局監視指導・ | 廃止・改正の | Webは |
| 平成29年9月29日 | 薬生発0929第4号 | 医薬品等適正 | 厚生労働省医薬・ | 現行 | 医薬品等適正 |
| 平成29年9月29日 | 薬生監麻発0929第5号 | 医薬品等適正 | 厚生労働省医薬・ | 現行 | 医薬品等適正 |
| 平成30年3月26日 | 事務連絡 | 学会展示 | 厚生労働省医薬・ | 廃止・改正の | 事業者間の |
| 平成30年8月8日 | 事務連絡 | 医薬品等 | 厚生労働省医薬・ | 廃止・改正の | 使用前後の |
| 平成30年9月25日 | 薬生発0925第1号 | 医療用医薬品の | 厚生労働省医薬・ | 廃止・改正の | 事業者間の |
| 令和8年3月30日 | 医薬監麻発0330第1号 | 治験等に | 厚生労働省医薬局監視指導・ | 廃止・改正の | 研究成果の |
全9行。1・3・4・7・9行目の5行は、各通知の本文の冒頭から写しました。2・6・8行目の3行は、本サイトに原文がありません。この3行は、公開済みの事業者間の情報提供はどこまで広告かが原文で確認した記載によります。このうち2行目と6行目は、厚生労働省のサイトで原文を読める固定のページ(恒久URL)が見つかっていません。この2件は、同ページが、東京都 医薬品等広告講習会資料 第4章「表示・広告関連通知等」に収載された全文で確認したものです。平成29年9月29日 薬生監麻発0929第5号は、番号と表題を東京都の同資料 第2章の目次から写しました。この1件の発出部局だけは番号の記号(薬生監麻発)からの判断で、原文では確認していません。
出した課や局の名前は、時期によって変わる
表1の9件のうち7件は、監視指導・麻薬対策課から出ています(平成10年の1件は、その前身にあたる監視指導課)。この7件では、出した局の名前も、番号の記号も、時期によって変わっています。記号は、医薬監(平成10年・平成15年)、薬食監麻発(平成26年)、薬生監麻発(平成29年)、医薬監麻発(令和8年)の順です。記号は、出された時点の表記です。記号だけを見て、新しい順・古い順に並べることはできません。控えるのは、発出日と番号の両方です。
例
ある社内資料に、「医薬監麻発」で始まる番号だけが書かれていたとします。平成10年の「医薬監」と記号が似ているからといって、近い時期の通知だと考えると、取り違えが起こり得ます。探すときは、記号だけで時期を決めず、見つけた通知の発出日まで確かめてから控えます。
表1の残る2件は、局長の名前で出た通知です。薬生監麻発0929第5号の課名は、上の注記のとおり番号の記号によるものです。同じ課から出たものでも、その上の局の名前は分かれています。次のとおりです。
- 厚生省医薬安全局(平成10年)
- 厚生労働省医薬局(平成15年・令和8年)
- 厚生労働省医薬食品局(平成26年)
- 厚生労働省医薬・生活衛生局(平成29年・平成30年)
同じ日に、基準の本体と解説が2本出ている
本体は局長名、解説は課長名で、番号も別です。
基準の条項と解説の対応は『2-4 医薬品等適正広告基準とは何ですか?』で扱っています。広告にあたるかどうかの3つの要件(広告該当性の3要件)は、『2-1 そもそも薬機法の「広告」とは?』で扱っています。
3. 医薬品の範囲と食薬区分についての通知は、どれですか?
表2の5件です。昭和46年のもとの通知と、成分本質(原材料)の例示の通知、それぞれの一部改正の通知、監視指導マニュアル(行政が指導に使う手引き)です。
いずれも、もとの通知が残り、改正が別の番号の通知として積み重なる形をとっています。
食品の形をした物が医薬品にあたるかどうかの判断は、昭和46年の通知の別紙(通知に添えられた文書)「医薬品の範囲に関する基準」に置かれています。この通知の表題は「無承認無許可医薬品の指導取締りについて」です。無承認無許可医薬品は、必要な承認や許可を受けずに作られたり売られたりしている医薬品のことです。承認は、製品ごとに国が審査して、製造販売を認めることです。許可は、製造や販売を仕事として行うために、国や都道府県から受ける許可です。
このもとの通知(原通知)は、いまも生きています。表2には、この原通知を含めて、5件の通知を並べています。3行目は1行目を、5行目は4行目を改正した通知です。2行目の監視指導マニュアルは、通知の別添(本文とは別に付けた資料)です。無承認無許可医薬品の監視指導(行政が、決まりが守られているかを確かめて指導すること)のための手引きです。
| 発出日 | 番号 | 表題 | 発出部局 | 現行か | 扱っている |
|---|---|---|---|---|---|
| 昭和46年6月1日 | 薬発第476号 | 無承認無許可医薬品の | 厚生省薬務局長 | 現行 | 食薬区分 |
| 昭和62年9月22日 | 薬監第88号 | 無承認無許可医薬品の | 厚生省薬務局監視指導課長 | 現行 | 違反は |
| 令和2年3月31日 | 薬生発0331第33号 | 医薬品の | 厚生労働省医薬・ | 薬発第476号を | 「医薬品」の |
| 令和2年3月31日 | 薬生監麻発0331第9号 | 食薬区分に | 厚生労働省医薬・ | 現行 | 『8-4 広告の |
| 令和8年8月5日 | 医薬監麻発0805第1号 | 「食薬区分に | 厚生労働省医薬局監視指導・ | 薬生監麻発0331第9号を | 食薬区分 |
全5行。1行目と4行目の発出部局は、5行目の通知の本文が、この2つの通知を引用した箇所の記載によります。ほかの3件は、各通知の本文の冒頭から写しました。
表2の5行目の通知(令和8年8月5日)は、4行目の例示通知(令和2年3月31日 薬生監麻発0331第9号)を改める通知です。例示通知の別添にある2つのリストを、それぞれ別紙1・別紙2のとおり改めます。
- 別添1「専ら医薬品として使用される成分本質(原材料)リスト」
- 別添2「医薬品的効能効果を標ぼうしない限り医薬品と判断しない成分本質(原材料)リスト」
標ぼうは、効能などをうたうことです。
この通知は改正の趣旨として、基原植物(原材料のもとになる植物)を明確にする観点から、別添1の1「植物由来物等」の表に学名を書き足すなどの見直しを挙げています。
例
健康食品を扱う会社の営業担当者が、ある原材料が「専ら医薬品として使用される成分本質(原材料)リスト」に載っているかを確かめたいとします。このリストは、表2の4行目の例示通知の別添1です。5行目の令和8年8月5日 医薬監麻発0805第1号が、この別添1を改めています。そのため、4行目の例示通知だけでなく、5行目の改正の通知もあわせて見ることになります。なお、5行目の欄のとおり、この改正の通知自体の改正・廃止は確認していません。
改正が積み重なっている通知の例
昭和62年9月22日 薬監第88号は、通知の冒頭に改正の履歴を8件並べています。
並んでいる8件は、古い順に次のとおりです。
- 平成2年11月22日 薬監第65号
- 平成10年3月31日 医薬監第62号
- 平成12年4月5日 医薬監第31号
- 平成13年3月27日 医薬監麻発第333号
- 平成14年11月15日 医薬監麻発第1115016号
- 平成16年3月31日 薬食監麻発第0331004号
- 平成19年4月17日 薬食監麻発第0417001号
- 平成27年4月1日 薬食監麻発0401第3号
この形の通知では、もとの通知が土台として残ります。その上に、改正の通知が別の番号で積み上がっていきます。土台の番号だけを控えても、いま見ているのが何段目の本文なのかは決まりません。控えるのは、もとの通知の日付と番号、そして見ている版の最終改正の日付と番号です。
例
ある社内メモに、昭和62年9月22日 薬監第88号の番号だけが書かれていたとします。この番号だけでは、メモを書いた人が何段目の本文を見ていたのかが決まりません。表2の2行目のように、最終改正(平成27年4月1日 薬食監麻発0401第3号)の日付と番号も並べて控えておけば、どの段の本文かが分かります。
同じことは、表1の医薬品等適正広告基準にも当てはまります。その場合は、改正の通知の側が新しい番号を持ちます。
4. 再生医療等安全性確保法の通知は、どこに一覧があるのですか?
主な所在は、厚生労働省の「関係法令、その他関係通知等」のページです。表3の7件のうち1件だけは、そこに載っていない事務連絡です。
同じページには、置き換わった古い版へ移るための入口(導線)が、別に置かれています。
再生医療等安全性確保法の通知と事務連絡は、厚生労働省の「再生医療等について:関係法令、その他関係通知等」というページに、区分ごとに並んでいます。厚生労働省の一覧ページは冒頭で、この法律が平成25年11月27日に公布(公に知らせること)され、平成26年11月25日に施行された旨を書いています。あわせて、令和7年5月31日より改正法が施行された旨も書いています。
表3に挙げたのは、本サイトが扱っている範囲のものと、同じページの各区分に置かれているもののうち発出日の新しいものです。
| 発出日 | 番号 | 表題 | 発出部局 | 現行か | 扱っている |
|---|---|---|---|---|---|
| 令和6年7月31日 | 事務連絡 | 幹細胞培養上清液及びエクソソーム | 厚生労働省医政局研究開発政策課 | 現行 | 医療機関側の |
| 令和6年7月31日 | 事務連絡 | エクソソーム | 厚生労働省医薬局監視指導・ | 廃止・改正の | 令和6年7月31日 事務連絡/供給者は |
| 令和7年5月15日 | 医政研発0515第18号 | 「再生医療等の | 厚生労働省医政局研究開発政策課長 | 現行 | 再生医療等 |
| 令和7年5月30日 | 事務連絡 | 再生医療等の | 厚生労働省医政局研究開発政策課 | 現行 | 培養上清液・ |
| 令和7年5月30日 | 医政研発0530第2号 | 再生医療等の | 厚生労働省医政局 | 現行 | — |
| 令和8年3月12日 | 医政研発0312第2号 | 再生医療等の | 厚生労働省医政局 | 現行 | — |
| 令和8年6月12日 | 医政研発0612第1号 | 「特定細胞加工物の | 厚生労働省医政局 | 現行 | — |
全7行。2行目「エクソソーム試薬に係る監視指導について」は、この一覧に掲載がありません。この行の発出日・番号・表題・発出部局の出どころは、厚生労働省法令等データベースサービスの通知検索です。通知検索でこの事務連絡を開いた個別のページ(個票。dataId=00tc8664)の本文冒頭から写しました。残る6行の発出日・番号・表題は、厚生労働省「再生医療等について:関係法令、その他関係通知等」の掲載名によります(2026-09-08 確認)。発出部局は、通知または事務連絡の原文を確認できた1〜4行目だけを原文から写しました。一覧が番号までしか示していない5〜7行目は、番号の記号から医政局と分かる旨だけを書いています。
一覧ページの作り
このページは「関係法令等」と「関係通知等」の2部に分かれています。関係通知等の下には、施行通知(法律の施行にあわせて、その取扱いを示す通知)やQ&Aなどの区分が置かれています。
置き換わった版は、本体から外れます。ページには、次の5つの入口が別に置かれています。
- 「過去の施行通知等」
- 「過去のQ&A」
- 「過去の記載要領等」
- 「過去の異種移植に伴う感染症に関する指針」
- 「過去の関係法令、事務連絡等」
この作りから、本体に残っているものが現在の版であることが分かります。
関係通知等の下の区分は、次のとおりです。
- 施行通知
- Q&A
- 記載要領等
- 改正に係る通知等
- 再生医療等提供基準・提供計画
- 核酸等を用いる医療技術・遺伝子治療等
- 異種移植
- 臍帯血プライベートバンク
- 利益相反管理
- 認定再生医療等委員会
- 特定細胞加工物等製造施設
- カルタヘナ法に基づく手続等
- 細胞保管
- その他手続関係
- 注意喚起等
廃止だけを目的とする文書が2件ある
この区分には、ほかの文書を廃止することだけを目的とする文書が2件あります。
- 令和7年5月30日 医政研発0530第2号:法改正の施行などに伴って、通知などを廃止するもの(表3の5行目)
- 令和8年4月10日 事務連絡:各種申請等のオンライン手続サイトなどでの取扱いについての文書を、廃止するもの
原文の言い回しを見る
- 令和7年5月30日 医政研発0530第2号「再生医療等の安全性の確保等に関する法律及び臨床研究法の一部を改正する法律の施行等に伴う通知等の廃止について」
- 令和8年4月10日 事務連絡「『再生医療等の安全性の確保等に関する法律及び臨床研究法の一部を改正する法律の施行等に伴う再生医療等の各種申請等のオンライン手続サイト及び臨床研究等提出・公開システムにおける取扱いについて』の廃止について」
同じ日に、別の局から2本
令和6年7月31日には、事務連絡が2本、別々に出ています。医政局から再生医療等提供機関の管理者あての1本と、医薬局から都道府県等の衛生主管部(局)あての1本です。衛生主管部(局)は、都道府県などで衛生を担当する部署です。名宛人(文書のあて先)も所管(担当する部署)も別で、いずれも番号を持ちません。
例
あるクリニックの事務長が、幹細胞培養上清液やエクソソームについて国が出した文書を探しているとします。表3を見ると、同じ令和6年7月31日の事務連絡が、1行目と2行目の2本あります。1行目は医政局研究開発政策課、2行目は医薬局監視指導・麻薬対策課が出したもので、表題も違います。日付だけでは2本を区別できないので、控えるときは表題と出した局まで書いておきます。2行目が厚生労働省の一覧に載っていないのは、所管が別の局(医薬局)だからです。2行目の「現行か廃止か」の欄は「廃止・改正の有無は確認していない」で、廃止されたことを示すものではありません。
2本の書き分けは、令和6年7月31日 事務連絡の最終節で扱っています。医政局側の1本は、医療機関側のルールが原文で引いています。
5. 医療法・景品表示法・健康増進法・食品表示の指針は、どれですか?
表4の9件です。医療法の指針は厚生労働省医政局が、景品表示法・健康増進法・食品表示のものは消費者庁が出しています。
同じ表示物でも、根拠となる法律が違えば、出す役所も文書の形式も変わります。
医療法の広告規制については、厚生労働省医政局が指針とQ&Aを出しています。景品表示法・健康増進法・食品表示については、消費者庁が指針・留意事項・手引きを出しています。ただし表4の1行目は、不実証広告規制(表示の裏付けとなる資料を、消費者庁長官が求める仕組み)の指針です。この指針は公正取引委員会が出したもので、平成28年4月1日に消費者庁が一部改正しています。
表4は、本サイトの各ページが出典に挙げているものです。
例
健康食品を扱う会社の広報担当者が、広告や表示について行政の文書を探すとします。薬機法の面からは、表2(医薬品の範囲・食薬区分)が手がかりになり得ます。景品表示法・健康増進法の面からは、表4が手がかりになり得ます。同じ広告でも、どの法律の面から見るかで、探す表が変わります。
| 発出日 | 番号 | 表題 | 発出部局 | 現行か | 扱っている |
|---|---|---|---|---|---|
| 平成15年10月28日 | — | 不当景品類及び不当表示防止法第7条第2項の | 公正取引委員会 | 現行 | 不実証 |
| 平成25年12月24日 | — | 健康食品に | 消費者庁表示対策課 | 現行 | 食品 |
| 平成26年10月30日 | 消食表第259号 | 特定保健用食品の | 消費者庁食品 | 現行 | 特定保健用食品・ |
| 平成30年5月8日 | 医政発0508第1号 の | 医業若しくは | 厚生労働省医政局長 | 現行 | 医療 |
| 平成30年8月10日 | 事務連絡 の | 医療 | 厚生労働省医政局総務課 | 現行 | 限定解除の |
| 令和2年4月1日 一部 | 消表対第431号 | 食品と | 消費者庁表示対策課 | 令和2年4月1日 一部 | 健康増進法第65条 |
| 令和5年3月28日 | 消費者庁長官決定 | 「一般消費者が | 消費者庁長官 | 廃止・改正の | 体験談・ |
| 令和7年3月25日 | 消食表第273号 | 機能性表示食品の | 消費者庁食品 | 現行 | 特定保健用食品・ |
| 令和8年3月30日 | 事務連絡 | 医療 | 厚生労働省医政局総務課 | 廃止・改正の | 医療 |
全9行。1行目と6行目を除く7行は、各文書の冒頭または表紙の記載から写しました。医療広告等ガイドラインとそのQ&Aの発出番号、別紙3・別添の関係、最終改正日は、1つの文書の記載によります。令和8年3月30日 事務連絡「医療広告規制におけるウェブサイト等の事例解説書(第6版)について」の本文が、3件をまとめて書いています。残る2行は経路が違います。1行目は、不実証広告規制に関する指針です。この指針の制定・改正の年月日は、公開済みの不実証広告規制が指針本体で確認した記載によります。6行目の健康増進法の監視指導指針は、表題を手元の指針本文の冒頭から写しました。番号(消表対第431号)と一部改正の年月日、発出部局は、公開済みの健康増進法第65条が確認した記載によります。
番号の無い文書は、日付と名称で特定する
表4の9件のうち3件は、文書自体にも、それを出した親文書(その文書を添えて出した通知など)にも、通知番号がありません。
- 不実証広告規制に関する指針と、健康食品に関する景品表示法及び健康増進法上の留意事項は、日付と名称で特定します。
- ステルスマーケティングの運用基準は、「消費者庁長官決定」という形式です。番号の代わりに、決定の形式が書かれています。
親文書の番号で特定する文書が2件ある
これとは別に、文書自体には番号が無く、親文書の側で特定するものが2件あります。
- 医療広告等ガイドラインは、平成30年5月8日 医政発0508第1号の別紙3として出されています。親文書の番号と「別紙3」を、あわせて控えます。
- そのQ&Aは、平成30年8月10日 事務連絡の別添(本文とは別に付けた資料)です。この事務連絡自体が番号を持たないため、日付と「別添」で特定します。
表4の番号の欄に「医政発0508第1号 の別紙3」「事務連絡 の別添」と書いているのは、この形です。
例
ある医療機関の事務長が、院内の資料で、医療広告等ガイドラインという名前だけを見かけたとします。表4では、この指針を、親文書である平成30年5月8日 医政発0508第1号の別紙3として控えています。名前だけでなく、親文書の日付と番号、別紙の番号までそろえると、同じ文書に戻れます。
最終改正は、文書の冒頭に書かれる
最終改正の日付は、文書の冒頭に書く形式が使われています。医療広告等ガイドラインは、1ページ目の先頭に「令和8年3月30日最終改正」とあります。健康食品に関する留意事項は、表紙に制定と改定の履歴が5行並んでいます。
6. 通知が廃止されたかどうかは、何を見ればわかるのですか?
廃止した側の文書の本文です。後から出た通知が、古い通知の日付・番号・発出者(文書を出した人や部署)を挙げて、廃止すると書きます。
表5に、本サイトが原文または他の文書の引用で確認できた8件を並べています。
法令なら、改正の沿革を1本の線としてたどれます。通知には、その線がありません。廃止されたかどうかは、廃止した側の文書の本文に書かれ、そこにしか残りません。
直感的なポイント
法令は、改正のたびに書き改められ、改正の履歴もまとまっている1冊の本に近いものです。通知は、1通ずつ出される手紙に近いものです。前の手紙を取り消すときは、新しい手紙の中に、前の手紙を取り消すと書きます。取り消されたかどうかは、その新しい手紙を読まないと分かりません。
下の2つの原文は、廃止の書き方の実例です。廃止の効力が生じる日を、別に書くこともあります。2つ目の原文(令和7年5月15日 医政研発0515第18号)は、適用の開始日と廃止の日を令和7年5月31日にそろえています。
例
古い講習会の配布資料に、医薬品等適正広告基準として、昭和55年10月9日 薬発第1339号が挙げられていたとします。表5の1行目を見ると、この通知は平成29年9月29日 薬生発0929第4号によって廃止されています。平成29年の通知は、本文で旧通知を日付と番号で特定したうえで、「なお、本通知をもって、旧通知は廃止します。」と書いています(下の原文)。表1では、この平成29年の通知(薬生発0929第4号)を「現行」としています。
原文で確かめる
なお、本通知をもって、旧通知は廃止します。
医薬品等適正広告基準の改正について(平成29年9月29日 薬生発0929第4号)本文。同通知は本文の前段で、旧通知を「医薬品等適正広告基準について」(昭和55年10月9日付け薬発第1339号厚生省薬務局長通知、改正平成14年3月28日医薬発第0328009号厚生労働省医薬局長通知)と特定しているなお、本通知は改正法の施行の日(令和7年5月31日)から適用することとし、この施行に伴い、「「再生医療等の安全性の確保等に関する法律」、「再生医療等の安全性の確保等に関する法律施行令」及び「再生医療等の安全性の確保等に関する法律施行規則」の取扱いについて」(平成26年10月31日付け医政研発1031第1号厚生労働省医政局研究開発振興課長通知)は、同日付けで廃止します。
「再生医療等の安全性の確保等に関する法律」、「同施行令」、「同施行規則」等の取扱いについて(令和7年5月15日 医政研発0515第18号)本文表5は、左の列が廃止された通知、3列目がそれを廃止した文書です。通知には、前置きの文のあとに「記」と書き、その下に項目を並べる形のものがあります。この前置きの文を、ここでは「記の前の柱書」と呼んでいます。
| 廃止された | 表題 | 廃止した文書 | 扱っている |
|---|---|---|---|
| 昭和55年10月9日 薬発第1339号 | 医薬品等適正 | 平成29年9月29日 薬生発0929第4号 | 医薬品等適正 |
| 昭和55年10月9日 薬監第121号 | — | 平成29年9月29日 薬生監麻発0929第5号 | 医薬部 |
| 昭和55年10月9日 薬監第123号 | — | 平成13年3月9日 医薬監麻発第288号 | 化粧品でうたえる |
| 昭和60年9月26日 薬監第53号 | 化粧品に | 令和7年3月10日 医薬監麻発0310第3号 | 化粧品でうたえる |
| 昭和61年3月31日 薬審二第100号 | 化粧品配合禁止 | 平成13年3月6日 医薬審発第163号・ | 化粧品でうたえる |
| 平成26年10月31日 医政研発1031第1号 | 「再生医療等の | 令和7年5月15日 医政研発0515第18号 | 再生医療等 |
| 令和5年1月24日 薬生監麻発0124第1号 | 治験に | 令和8年3月30日 医薬監麻発0330第1号 | そもそも |
| 令和6年8月30日 消食表第775号 | 機能性表示食品の | 令和7年3月25日 消食表第273号 | 特定保健用食品・ |
全8行。各行の廃止の事実は、右の「廃止した文書」の本文の記載によります。廃止された側の表題を「—」とした2行は、廃止した文書が番号と発出者だけを挙げており、本サイトが表題を確認できていないものです。昭和60年9月26日 薬監第53号の表題と発出者は、令和7年3月10日 医薬監麻発0310第3号の本文が両方を挙げているため、その記載から写しました。
廃止の書かれ方は2通りある
1つは、新しい通知が同じ主題を引き受け、その本文のどこかで古い通知を特定して廃止する形です。表5の8件は、いずれもこの形です。ただし、書かれる位置は一定ではありません。
廃止が書かれている位置の例を、表5の行で示すと、次のとおりです。
- 記の前の柱書 — 表5の1・3・4・6・7行目(5件)
- 記の一項 — 表5の5行目(記の4)
- 目次より前の前書き — 表5の8行目
例
化粧品を扱う会社の担当者が、昭和61年3月31日 薬審二第100号「化粧品配合禁止リストの作成について」の扱いを調べるとします。表5の5行目を見ると、廃止した文書は平成13年3月6日の通知で、廃止が書かれている位置は記の4です。このように、廃止の記載は、柱書にあるとは限りません。
もう1つは、廃止だけを目的とする通知が別に出る形です。令和7年5月30日 医政研発0530第2号と令和8年4月10日 事務連絡がこれにあたります(表3)。
廃止された番号は、他の文書の中に残る
平成29年9月29日 薬生監麻発0929第5号は、昭和55年10月9日 薬監第121号を廃止した通知です。その同じ解説通知が、医薬部外品(医薬品よりも作用がおだやかな製品)の効能・効果の範囲について、昭和55年10月9日 薬発第1341号を現に挙げています。日付が同じで番号も近いものが並ぶため、番号は末尾まで写します。
例
表5を見ると、昭和55年10月9日の日付を持つ廃止された通知が3件あります。薬発第1339号、薬監第121号、薬監第123号です。一方で、同じ日付の薬発第1341号は、解説通知(薬生監麻発0929第5号)が現に挙げている通知です。資料に、昭和55年10月9日の通知、としか書かれていなければ、どの通知のことか区別がつきません。
現行の条文や通知と食い違う記述の見分け方は『8-7 手元の解説は、いまの条文と合っている?』で扱っています。資料が現行かどうかを確かめる手順は、『8-4 広告の表現の範囲は、どの資料のどこに書いてある?』で扱っています。
7. この索引に無い通知は、どこで探せばよいのですか?
厚生労働省法令等データベースサービスの通知検索、分野ごとの一覧ページ、都道府県が再掲(載せ直し)しているページです。
同データベースは毎月更新です。更新までの間に出た通知は、「登載準備中」(データベースに載せる準備中)の欄に置かれます。
厚生労働省法令等データベースサービスは、法令検索、通知検索、公示閲覧の3つでできています。データは毎月更新されます。更新までの間に出された法令・通知等は、「登載準備中」のコーナーに掲載されます。データベースに登載(載せること)されると、そのコーナーからは削除されます。
2026年9月8日に確認した時点では、次のように表示されていました。
- 法令検索:《最新:令和8年7月1日》
- 通知検索:《最新:令和8年7月17日》
- 上の2つは、いずれも令和8年9月2日更新
- 登載準備中の新着法令と新着通知の2つのコーナーは、9月7日更新
例
A社の担当者が、先週出たばかりの通知を通知検索で探したのに、見つからなかったとします。発出されたばかりの通知は、通知検索ではなく「登載準備中の新着通知」の側にあります。探す場所を、そのコーナーに移すことになります。
原文で確かめる
◆本データベースシステムのデータは毎月更新されます。◆なお、更新までの間に発出された法令・通知等は以下の登載準備中のコーナーに掲載され、データベースへ登載後当該コーナーから削除されます。
厚生労働省法令等データベースサービス(2026-09-08 確認)分野ごとの一覧ページ
再生医療等安全性確保法の通知は、厚生労働省の「再生医療等について:関係法令、その他関係通知等」に、区分ごとに並んでいます(表3)。現行のものを本体に置き、置き換わった版を「過去の……」の入口へ移す作りです。そのため、本体に残っているかどうかが、現行かどうかの手がかりになります。
ただし表3の2行目のように、所管が別の局にある文書は、同じ主題でもこの一覧には並びません。
都道府県が再掲しているページ
大阪府の「薬務課に関連する各種通知」は、府の文書発出年月日で分けた年度別の一覧です。このページは、2026年6月29日に更新されています。その時点で、令和8年度から平成20年度までが並んでいます。令和6年度の一部と令和5年度以前は、国立国会図書館のインターネット資料収集事業(WARP)に保存されたページへのリンクです。
東京都保健医療局は、医薬品等広告講習会資料の令和7年度版を公開しています。更新日は2025年10月31日です。冊子「医薬品・医薬部外品・化粧品・医療機器・再生医療等製品の広告と表示について」は、5つの章でできています。
- 第1章 広告関係の法令抜粋
- 第2章 医薬品等適正広告基準に関する通知集(平成29年9月29日付 薬生発0929第4号と同日付 薬生監麻発0929第5号)
- 第3章 医薬品等の表示
- 第4章 表示・広告関連通知等
- 第5章 その他参考事項
第4章には、表1・表5に挙げた通知の複数が、全文で収められています。
例
本サイトが引いている令和7年3月10日 医薬監麻発0310第3号(化粧品における特定成分の特記表示について)は、厚生労働省の原典のURLが取れていません。そこで本サイトは、静岡県が再掲したPDFで、この通知を確認しています。表5の4行目にある廃止の記載も、このPDFで確かめたものです。
本サイトが引いている通知のうち次の4件も、厚生労働省のサイトで原文を読める固定のページ(恒久URL)が見つかっていません。表1の2行目・6行目と、表5の5行目・3行目の「廃止した文書」です。前の2件の本文は、公開済みの事業者間の情報提供はどこまで広告かが確認しています。後の2件の本文は、化粧品でうたえる56項目が確認しています。どちらも、東京都の講習会資料 第4章に収載された全文で確かめたものです。
再掲ページを編集しているのは各自治体であり、原典は発出元の側にあります。都道府県が再掲した国の通知をどう扱うかは、『1-10 法令や通知の原文は、どこで読める?』で扱っています。
理解の確認
表の「現行か廃止か」の欄に「廃止・改正の有無は確認していない」とある通知を、廃止されたものとして扱えないのはなぜですか?
この書き方は、本サイトが何をどこまで確かめたかを書いたもので、廃止の事実を示すものではないからです。書いてあるのは、発出後にその通知を引いた文書も、改正または廃止を述べた文書も、本サイトでは確かめられていない、ということです。通知は法令と違って、改正の沿革(履歴)が1か所にまとまっていません。廃止・改正の有無は、後から出た文書を1件ずつ当たる以外に確かめる方法がないため、確認できた範囲をそのまま欄に書き残しています。「廃止」と書けるのは、後から出た文書の本文が、その通知の日付と番号を挙げて廃止すると書いている場合だけです。つまりこの欄が分けているのは、通知の効力そのものではなく、本サイトが何をどこまで確認したかです。
根拠:医薬品等適正広告基準の改正について(平成29年9月29日 薬生発0929第4号)本文の柱書、および「再生医療等の安全性の確保等に関する法律」、「同施行令」、「同施行規則」等の取扱いについて(令和7年5月15日 医政研発0515第18号)本文(法令確認日 2026-09-08)
一部改正だけを目的とする通知について、「現行」と書ける3つの根拠のどれも使えないのはなぜですか?
「現行」と書ける根拠は3つです。後から出た行政の文書に日付と番号で引かれていること、その通知の本文に最終改正が書かれていること、行政が現に公開している一覧に載っていることです。一部改正だけを目的とする通知では、改正の内容が、改正された側の本文に入ります。そのため、後から引かれるのは改正された側の通知であって、改正通知そのものが引かれるとは限りません。そこで索引では、令和2年3月31日 薬生発0331第33号と令和8年8月5日 医薬監麻発0805第1号について、何を改正した通知かを書いています。そのうえで、その通知自体の改正・廃止は確認していない旨を書き添えています。
根拠:医薬品の範囲に関する基準の一部改正について(令和2年3月31日 薬生発0331第33号)、「食薬区分における成分本質(原材料)の取扱いの例示」の一部改正について(令和8年8月5日 医薬監麻発0805第1号)(法令確認日 2026-09-08)
出たばかりの通知が、厚生労働省法令等データベースサービスの通知検索で見つからないことがあるのは、なぜですか?
このデータベースのデータは毎月更新され、更新までの間に発出された法令・通知等は「登載準備中」のコーナーに掲載されるためです。データベースへ登載されると、そのコーナーからは削除されます。したがって、通知検索に出てこないことは、その通知がまだ登載されていないという意味です。登載準備中の新着通知の側を見る必要があります。
根拠:厚生労働省法令等データベースサービス 掲載事項(法令確認日 2026-09-08)
次に読む
- 8-1 薬機法の
「第〇条」は、 化粧品の会社で広報を担当する人が、社内の研修資料で「薬機法第66条」「第72条の5」という条番号を見かけたとします。どの ページで 読める? — 条番号から 引く 条文索引 - 8-3 行政の
Q&Aは、 クリニックの事務長が、研修資料に、医療広告のQ&AのQ3-5を引いた箇所を見つけたとします。どこに あり、 どう 引く? — 原文を 確かめた 7本の索引 - 1-10 法令や
通知の 化粧品を扱う会社の広報担当者が、社内資料で薬機法第72条の5や医薬監第148号といった番号を見かけ、原文を確かめたくなった場面を考えます。原文は、 どこで 読める? — 探す場所と、 後から 戻る ための 控え方 - 8-6 2025年の
薬機法 化粧品会社の広報担当者が、社内の広告ルールの資料を見直す場面です。改正は、 いつから、 どの 条が 変わる? — 施行日で 追う 改正の 時間軸
- 厚生労働省法令等データベースサービス(法令検索《最新:令和8年7月1日》/通知検索《最新:令和8年7月17日》/いずれも令和8年9月2日更新。登載準備中の新着法令・新着通知は9月7日更新)出典元(2026-09-08 確認)
- 再生医療等について:関係法令、その他関係通知等(厚生労働省医政局研究開発政策課)出典元(2026-09-08 確認)。表3の2行目を除く発出日・番号・表題、区分の名称、「過去の……」の5本の導線の構成は、このページの掲載名によります。表3の2行目「エクソソーム試薬に係る監視指導について」(医薬局発出)は、このページには掲載がありません
- 薬務課に関連する各種通知(大阪府健康医療部生活衛生室薬務課薬務企画グループ/更新日 2026年6月29日、ページID 4052)出典元(2026-09-08 確認)
- 医薬品等広告講習会 資料(令和7年度、更新日 2025年10月31日。冊子「医薬品・医薬部外品・化粧品・医療機器・再生医療等製品の広告と表示について」の第1章〜第5章の目次による)東京都保健医療局 出典元(2026-09-08 確認)。表1の平成29年9月29日 薬生発0929第4号・薬生監麻発0929第5号を「現行」とした根拠は、この資料の第2章「医薬品等適正広告基準に関する通知集」に2本が現に収載されていることです。東京都が編集した資料であり、全国一律の基準ではありません
- 医薬品等の広告規制について(医薬品医療機器等法)東京都保健医療局 出典元(2026-09-08 確認)
- 薬事法における医薬品等の広告の該当性について(平成10年9月29日 医薬監第148号、都道府県衛生主管部(局)長あて厚生省医薬安全局監視指導課長通知)厚生労働省法令等データベースサービス 出典元(2026-09-08 確認)。表題・発出者は発出当時の表記
- 医療用医薬品等の情報提供と薬事法における広告との関係について(平成15年3月28日 医薬監第0328006号、厚生労働省医薬局監視指導・麻薬対策課長)。厚生労働省側の恒久URLは未取得のため、リンクを付していません。日付・番号・表題・発出部局は、公開済みの事業者間の情報提供はどこまで広告かが、東京都 医薬品等広告講習会資料 第4章に収載された全文で確認した記載によります。廃止・改正の有無は確認していません(2026-09-08 確認)
- インターネットによる医薬品等の広告の該当性に関する質疑応答集(Q&A)について(平成26年5月22日 薬食監麻発0522第9号、厚生労働省医薬食品局監視指導・麻薬対策課長。局名は発出当時の表記)厚生労働省 出典元(2026-09-08 確認)
- 医薬品等適正広告基準の改正について(平成29年9月29日 薬生発0929第4号、厚生労働省医薬・生活衛生局長)本文および別紙「医薬品等適正広告基準」厚生労働省 出典元(2026-09-08 確認)。表5の1行目(旧通知の日付・番号・発出者と、その廃止。廃止の記載は記の前の柱書の末尾)は、この通知本文の記載によります
- 医薬品等適正広告基準の解説及び留意事項等について(平成29年9月29日 薬生監麻発0929第5号)。本サイトに原文はありません。番号と表題は東京都 医薬品等広告講習会資料 第2章の目次から写しました。同通知が昭和55年10月9日 薬監第121号を廃止していること、および同通知が昭和55年10月9日 薬発第1341号を現に挙げていることは、医薬部外品の効能・効果の範囲が確認した記載によります。表1の発出部局は番号の記号(薬生監麻発)からの判断で、原文では確認していません(2026-09-08 確認)
- 学会展示ブース等における医薬関係者向け広告資材の一般参加者への配布について(Q&A)(平成30年3月26日 事務連絡、厚生労働省医薬・生活衛生局監視指導・麻薬対策課)。厚生労働省側の恒久URLは未取得のため、リンクを付していません。日付・表題・発出部局は、公開済みの事業者間の情報提供はどこまで広告かが、東京都 医薬品等広告講習会資料 第4章に収載された全文で確認した記載によります(2026-09-08 確認)
- 医薬品等広告に係る適正な監視指導について(Q&A)(平成30年8月8日 事務連絡、厚生労働省医薬・生活衛生局監視指導・麻薬対策課)厚生労働省 出典元(2026-09-08 確認)
- 医療用医薬品の販売情報提供活動に関するガイドラインについて(平成30年9月25日 薬生発0925第1号、厚生労働省医薬・生活衛生局長)別添「医療用医薬品の販売情報提供活動に関するガイドライン」厚生労働省 出典元(2026-09-08 確認)。表1の日付・番号・発出部局は、公開済みの事業者間の情報提供はどこまで広告かが原文で確認した記載によります(source-index.tsv の localfile が別の通知の本文を指しているため)
- 治験等に係る情報提供の取扱いについて(令和8年3月30日 医薬監麻発0330第1号、厚生労働省医薬局監視指導・麻薬対策課長)厚生労働省 出典元(2026-09-08 確認)。表5の7行目(令和5年1月24日 薬生監麻発0124第1号の廃止。記の前の柱書)と、平成10年 医薬監第148号を記1で名指しで引いていることは、この通知本文の記載によります
- 医薬品の範囲に関する基準の一部改正について(令和2年3月31日 薬生発0331第33号、厚生労働省医薬・生活衛生局長)/無承認無許可医薬品の指導取締りについて(昭和46年6月1日 薬発第476号、厚生省薬務局長)別紙「医薬品の範囲に関する基準」厚生労働省 出典元(2026-09-08 確認)
- 「食薬区分における成分本質(原材料)の取扱いの例示」の一部改正について(令和8年8月5日 医薬監麻発0805第1号、厚生労働省医薬局監視指導・麻薬対策課長)本文・記の1・記の2 厚生労働省 出典元(2026-09-08 確認)。例示通知(令和2年3月31日 薬生監麻発0331第9号)と46通知(昭和46年6月1日 薬発第476号)の発出部局、および表2でこの2件を「現行」とした根拠(この通知の本文が両方を現に引用していること)は、この通知本文の引用箇所によります
- 無承認無許可医薬品の監視指導について(昭和62年9月22日 薬監第88号、各都道府県衛生主管部(局)長あて厚生省薬務局監視指導課長通知)冒頭の改正履歴8件および別添「無承認無許可医薬品監視指導マニュアル」厚生労働省 出典元(2026-09-08 確認)
- 「再生医療等の安全性の確保等に関する法律」、「再生医療等の安全性の確保等に関する法律施行令」、「再生医療等の安全性の確保等に関する法律施行規則」等の取扱いについて(令和7年5月15日 医政研発0515第18号、厚生労働省医政局研究開発政策課長)本文(廃止の記載は記の前の柱書)厚生労働省 出典元(2026-09-08 確認)
- 再生医療等の安全性の確保等に関する法律等に関するQ&Aについて(令和7年5月30日 事務連絡、厚生労働省医政局研究開発政策課)本文冒頭 厚生労働省 出典元(2026-09-08 確認)
- エクソソーム試薬に係る監視指導について(令和6年7月31日 事務連絡、各都道府県・各保健所設置市・各特別区衛生主管部(局)あて厚生労働省医薬局監視指導・麻薬対策課通知)厚生労働省法令等データベースサービス 出典元(2026-09-08 確認)。表3の2行目の発出日・番号・表題・発出部局は、この個票の本文冒頭から写しました
- 幹細胞培養上清液及びエクソソーム等を用いる医療について(周知)(令和6年7月31日 事務連絡、再生医療等提供機関 管理者 殿、厚生労働省医政局研究開発政策課)厚生労働省 出典元(2026-09-08 確認)
- 医業若しくは歯科医業又は病院若しくは診療所に関する広告等に関する指針(医療広告等ガイドライン。令和8年3月30日最終改正)1ページ目先頭の記載 厚生労働省 出典元(2026-09-08 確認)
- 医療広告等ガイドラインに関するQ&A(平成30年8月作成)冒頭の記載 厚生労働省 出典元(2026-09-08 確認)
- 医療広告規制におけるウェブサイト等の事例解説書(第6版)について(令和8年3月30日 事務連絡、厚生労働省医政局総務課)本文。上記の指針とQ&Aの発出番号、別紙3・別添の関係、最終改正日は、この事務連絡本文の記載により確認しました 厚生労働省 出典元(2026-09-08 確認)
- 「一般消費者が事業者の表示であることを判別することが困難である表示」の運用基準(令和5年3月28日 消費者庁長官決定)冒頭 消費者庁 出典元(2026-09-08 確認)
- 不当景品類及び不当表示防止法第7条第2項の運用指針 — 不実証広告規制に関する指針(平成15年10月28日 公正取引委員会、平成28年4月1日 消費者庁一部改正)消費者庁「不実証広告規制」出典元(2026-09-08 確認)。表4でこの指針を「現行」とした根拠は、消費者庁のこのページが指針(不実証広告ガイドライン)のPDFを現に公開していることです。制定・改正の年月日は、不実証広告規制が指針本体で確認した記載によります
- 食品として販売に供する物に関して行う健康保持増進効果等に関する虚偽誇大広告等の禁止及び広告等適正化のための監視指導等に関する指針(ガイドライン)消費者庁 出典元(2026-09-08 確認)。表題はこのPDFの冒頭から写しました。番号(令和2年4月1日一部改正 消表対第431号)と発出部局(消費者庁表示対策課)は、公開済みの健康増進法第65条が確認した記載によります
- 健康食品に関する景品表示法及び健康増進法上の留意事項について(制定 平成25年12月24日/一部改定 平成27年1月13日/全部改定 平成28年6月30日/一部改定 令和2年4月1日/一部改定 令和4年12月5日、消費者庁)表紙の履歴 消費者庁 出典元(2026-09-08 確認)
- 特定保健用食品の表示許可等について(平成26年10月30日 消食表第259号/最終改正 令和7年4月23日 消食表第357号、消費者庁食品表示課)別添1「特定保健用食品の審査等取扱い及び指導要領」消費者庁 出典元(2026-09-08 確認)
- 機能性表示食品の届出等に関する手引き(制定 令和7年3月25日 消食表第273号/一部改正 令和7年10月1日 消食表第711号、消費者庁食品表示課)消費者庁 出典元(2026-09-08 確認)。表5の8行目(令和6年8月30日 消食表第775号のマニュアルの廃止)は、本手引きの前書き(目次より前)の記載によります
- 医薬品等適正広告基準について(昭和55年10月9日 薬発第1339号 厚生省薬務局長通知、改正 平成14年3月28日 医薬発第0328009号 厚生労働省医薬局長通知。平成29年9月29日 薬生発0929第4号により廃止)。原文URLは未取得のため、リンクを付していません。日付・番号・発出者は、平成29年9月29日 薬生発0929第4号 本文の記載によります(2026-09-08 確認)
- 化粧品の効能の範囲の改正について(平成13年3月9日 医薬監麻発第288号)。厚生労働省の原典URLは未取得。昭和55年10月9日 薬監第123号を平成13年4月1日をもって廃止した旨(記の前の柱書)は、化粧品でうたえる56項目が東京都 医薬品等広告講習会資料 第4章に再録された全文で確認した記載によります(2026-09-08 確認)
- 化粧品の全成分表示の表示方法等について(平成13年3月6日 医薬審発第163号・医薬監麻発第220号)記の4。厚生労働省の原典URLは未取得。昭和61年3月31日 薬審二第100号「化粧品配合禁止リストの作成について」を平成13年4月1日をもって廃止した旨は、化粧品でうたえる56項目が同資料に再録された全文で確認した記載によります(2026-09-08 確認)
- 化粧品における特定成分の特記表示について(令和7年3月10日 医薬監麻発0310第3号、厚生労働省医薬局監視指導・麻薬対策課長)静岡県(再掲)出典元(2026-09-08 確認)。表5の4行目(昭和60年9月26日 薬監第53号「化粧品における特定成分の特記表示について」厚生省薬務局監視課長通知の廃止)の表題・発出者・廃止の事実は、この通知の記の前の柱書の記載によります。厚生労働省の原典URLは未取得のため、都道府県による再掲PDFで確認しています